象牙のブローチ
19世紀中期
縦5.2cm 横5.7cm
約170年前のビクトリア王朝時代に作られた、
鹿が今にも動き出しそうに、生き生きと彫り込まれています。
貴族は狩りが好きでしたので、鹿・犬・鳥等のモチーフが多く用いられています。
象牙のブローチ
19世紀中期
縦5.2㎝ 横5.7㎝
19世紀中期 高さ47cm 巾29cm
前回御紹介した時計の他に、170年の刻をきざみ続けている美しいマイセンの置時計があり
春夏秋冬を表現しています。
エマイユの時計
エマイユ、ダイヤモンド、パール、ゴールド
19世紀後期 縦10㎝ 横3.2㎝
貴婦人が使用した大変美しい時計です。反対側が時計になっています。
ブローチにも下の時計がはずれてペンダントにも使うことが出来ま
王者の青(ロイヤルブルー)のエナメルが使用されていることから相当の身分の方のものと思われます
エマイユの香水びん
ゴールド エマイユ 19世紀後期
縦9cm 横4cm
絵の部分は描かれているのではなく、エマイユという七宝の技法で作られています。
確かな七宝の技術と絵も上手でないと作ることが出来ません。
高度な技術を要するエマイユの作品は、大変高価で貴婦人の憧れのものでした。
今回は当館のジュエリーの中で、
べっ甲に金線、
ピケと呼ばれています。ピケとはフランス語で突くという意味。
異国情緒に憧れて日本の着物等に多く使われている図柄で、青海波・亀甲模様・
現在ではここまでの細工の作品は作られておりません。
バングル2つ
べっ甲、金、銀 19世紀中期
シガレットケース
べっ甲、金、銀 19世紀中期
横10㎝ 巾7㎝
拡大してみました。中央には持ち主の紋章が施されています。
マイセンのコンポート
19世紀中期 高54㎝ 巾39㎝
貴族の大きなテーブルの中央に置いて、眺めて楽しんだのでしょう。
四方どこから見ても大丈夫なように作られています。
春夏秋冬を表現した子供達が愛らしく、高さもあり大きいですが繊細優美な作品です。
この作品も近くで御覧頂けます。
マイセンの水差し高さ67cm 19世紀中期
当館のもうひとつの水差し火を意味した作品を紹介します。
山火事で動物達が逃げている場面が、見事に表現されています。
これを焼いて作っていることを考えると驚きです。
堂々とした作品です。
是非近くで御覧ください
現在では世界一高価な焼物として有名なマイセンですが、お手本は日本の有田焼になります。白く輝く磁器に対する憧れは強く、貴族の憧れのものでした。
これほど大きな作品は大変高価で貴重になります。
水・火・空・土の四種類ありますが、
これは水を意味した作品ですが、お水を入れて使用したのではなくお部屋の四隅に飾ったと思われます。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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